冬の養生<衣>

温めポイントを知って寒さ対策を

 寒い冬は、野生動物もからだを冬仕様にして身を守るように、私たちも衣服で寒さに備えることが大切です。冬の冷気は特に、頭部から首元、腹部、背部、足元から侵入しやすいと考えられています。これらの部位は特に「温めポイント」として意識して、冷やさないように気を付けましょう。また、室内で暖房をつけると温風は上の方にたまりやすく、「顔はのぼせて足元は冷えやすい」ことからもわかるように、本来からだは上半身より下半身の方が冷えやすい傾向にあります。冷えを感じたら、入浴や足湯、ドライヤーの温風、湯たんぽなどを利用して、早目のタイミングでしっかり温めるようにしましょう。

寒くて外出が億劫になりがちですが、日中比較的暖かい時間帯は、積極的に日光に当たるようにしましょう。自然界から受け取る太陽光は、私たちのからだの「よう」を充実させてくれます。人工的な暖房設備に頼り切るのではなく、より自然な形で「からだを温める底力」を育てることができます。

汗のかき過ぎはNG! こまめな体温調節で「いん」を守る

 昔から中国では、冬は「いん」を守り、育てる季節であるとされています。汗は「いん」に属し、「いん」は過度の発汗により消耗するとされています。冬は「寒さ対策」と同時に、過度の厚着や暖房の使用による「いん」の消耗にも気を付けましょう。漢方では、からだが温まると皮膚表面のキメが緩み、汗とともに、からだにとって必要なエネルギーも漏れ出てしまうと考えられています。また、緩んだ皮膚表面からは、冷気もからだに侵入しやすくなります。寒い屋外から暖房のきいた室内へ入る際など、「暑くて汗をかいてしまいそう」と感じたら、上着を脱ぎ着してこまめに体温調節をしましょう。

冬は、寒さによって皮膚表面や毛穴が引き締まることで「いん」をからだの外に漏らさず守ることができると考えられています。そのため、からだを冷やさないことと同時に、適度に外の寒気にあたることも大切です。

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