古代中国でうまれ、医療経験の積み重ねにより体系化され、5~6世紀、日本に伝来し独立の発展をとげ現代まで受け継がれてきた伝統医学の一つが漢方医学で、500年間日本の医療を支えてきました。
江戸時代末期に西洋医学が伝えられ、「蘭方」と呼ばれるようになり、これと区別するため従来の医学を「漢方」と称するようになりました。その後、漢方という印象がその主流をなす薬物治療だけに限定したような意味になってきたので、鍼、灸、漢方薬など同一体系上の治療法を含めた新呼称として「東洋医学」という用語も使われるようになりました。
生薬は、産地や採取の時期・保管や修治によって品質に大きな差異があります。この差異は、大きさや形・におい・味・色つやなどに現われ、海外・国内の生薬の買付けにあたっては、 まずこれら外観を見分けることが第一です。当社は、長い経験の積み重ねによって、これらを識別する鋭い目を養うとともに、 薬味・薬性や漢方に精通するように日々努力しています。 原料生薬の買付・仕入には、独自のこだわりがあります。
昔から中国に伝わる四季の養生法は、現代に生きる私たちに「心身ともに健やかに過ごす」ための多くのヒントを与えてくれます。「無理なく身近なものを使ってできる養生で、日々を健やかに過ごす」ことを目標に、漢方の知恵を取り入れた「四季の養生法」を紹介します。
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