「大杉製薬」の品質方針は、生薬の確保から製品に至る製造、及びその出荷後の品質保証を一貫して行い、品質体制を構築します。
そして、漢方、生薬の供給を通じ、
「健康で豊かな暮らしを願い、安全で、安心される品質の製品供給を研鑚し続けます。」
その為に、以下を品質方針として定めます。
1.ユーザーへの信頼をえるために、経験・技術・管理・研究に支えられた品質の提供に励みます。
2.純良な生薬調達を真摯に取組み、生薬と漢方の道程(みちのり)を懸命に歩みつづけます。
3.適切な教育訓練を行い、従業員への研鑚を実践します。
「大杉製薬」の品質は、グループ企業である「高砂薬業」の経験・技術・管理・研究に支えられています。
高砂薬業の柏原工場・天王寺工場共に漢方薬に精通したスタッフが、原料生薬・漢方エキス製剤等をよく吟味し、安心・安定した製品を製造・保証しています。
原料となる生薬は、それぞれ特有の産地で実際に吟味し、幾種もの試験を経て、厳選されたもののみを仕入れています。
また、原料だけではなく漢方エキス製剤等においても同様に厳格な品質試験を実施し、こだわりぬかれた製品を出荷できる品質保証体制で臨んでいます。
性状試験・確認試験・成分定量試験・エキス含量試験・重金属・ヒ素試験、農薬試験、製剤試験、製品試験などを実施し、安心・安定した製品を保証しています。
当社の残留農薬に対する取り組みに関しましては、1997年にニンジン、ニンジン末、コウジン、センナ、センナ末の5品目が総BHC、総DDTの規制の適用になり、外部試験検査機関を利用して管理しておりました。
2005年3月 日本漢方生薬製剤協会(日漢協)が、漢方・生薬製剤の残留農薬に関する自主基準を設定したことを受け、GC/MS/MS分析器を導入し、生薬の残留農薬の管理を行っております。
当初は日局の規制収載品、並びに日漢協自主基準品目を重点的に管理しておりました。
2011年1月から約17品目の生薬の管理を実施、2014年1月からはすべての生薬について残留の有無を確認しております。対象とします残留農薬種に関しましては、333種(有機塩素系71種、有機リン系83種、ピレスロイド系12種、カーバメイト系22種、トリアゾール系12種、その他133種)を管理しております。
また、大杉製薬の漢方エキス製剤に関しましても、すべての品目の委託を受け管理を行っております。
当社品質保証体制に関しまして、より一層ご安心してご利用していただけるよう、上記の分析対象農薬種の拡張をはじめ、更なる製品の品質向上に日々研鑚してまいる所存でございます。
大杉製薬では、お問い合わせ窓口を設けております。
窓口までお電話くださいますようお願い申し上げます。