日照時間が秋よりさらに短くなり、寒さが一層増す冬は「陽」のエネルギーが地中の奥深くに収められる季節と言われています。厳しい寒さを避けるために動物や虫たちは地中などで冬ごもりをします。また、枯れ葉は土に豊富な栄養を与え、地中では植物の種子が芽吹きのときをじっと待ちます。動物はふわふわの厚い冬毛に生え変わり、たくさん食べて脂肪を蓄えることで冬を越す準備を整えます。このように、活発な性質を持つ「陽」のエネルギーが冬ごもりをすることで、自然界全体も休息モードとなります。
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