夏の養生<こころ>

ストレス対策を万全に

 夏は気温の上昇とともに、五臓六腑の「しん」に熱がこもることで興奮状態になりやすく、イライラ感や不安、動悸、不眠など精神面の不調が見られることも多くなります。気持ちが開放的になって興奮がおさまらず、ついつい寝る時間が遅くなってしまう・・・そんな生活が続くとますます、からだの「火」の勢いが増して不規則な生活リズムから抜け出すことが難しくなってしまうので注意が必要です。

 「からだのほてり、興奮が強くなかなか眠れない」そんな場合は、からだの熱をうまく逃がすことができていないことが原因かもしれません。漢方では汗や尿、呼気を通してからだの熱を追い出すことができると考えています。運動や入浴、こまめな水分補給によって意識的に発汗、排尿の習慣をつけましょう。この季節は興奮や怒りを鎮めて穏やかな気持ちを保つことが大切です。ストレスはこまめに発散するようにして、凛とした涼しい心を意識して過ごしましょう。

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