春の養生<こころ>

気の巡りを良くして「イライラ」スッキリ

 五臓六腑の「かん」は、私たちのからだにおいて「血液の貯蔵」や「胃腸の消化吸収を助ける」等、からだに対しての働きだけでなく、「気の巡りを良くして良好な心理状態を保つ」こころに対しての大切な働きを持っています。「気持ちが欝々して滅入ってしまう」「イライラが強くなりやすい」等、もやもやしてすっきりしない心の不調は、「肝」の不調によって「気」の巡りが悪くなることが原因とされています。春になると「肝」のエネルギーが活発になり上昇することで、気持ちも興奮状態になりやすく、イライラ感や不眠等、こころの不調が見られやすくなります。

 怒りがたまって爆発すると、急激な血圧の上昇等が起こり、からだやこころへの負担も大きくなります。ストレスはためこまず、こまめに発散して普段から気持ちに余裕をもって過ごすようにしましょう。

 イライラを鎮めて気持ちを落ち着かせたい時は「気」の巡りを良くするミントやカモミール、パクチー、セロリ、ジャスミンティーなど香りの良いハーブや食材を取り入れてみるのもおすすめです。

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