煎じ薬とは

漢方薬の本来の飲み方「煎じ薬」をご存知ですか?

顆粒剤や錠剤の漢方薬の服用経験がある方は、多くいらっしゃると思います。 オースギ漢方薬局では「煎じ薬」をはじめ、独自の加工技術で製造した顆粒剤や錠剤もご用意しております。コーヒーに例えてみますと、「煎じ薬」は焙煎したコーヒー豆からいれる本格派ドリップコーヒー、「顆粒剤」は手軽なインスタントコーヒーと例えれば分かりやすいと思います。

「煎じ薬」は加工しておりませんので、その処方本来の薬効が100%発揮されるうえ、液体であるため、薬効成分をすばやく吸収することができます。ご提供できる処方の数も200種類以上ございますので、お客様の症状に合ったお薬を選択できるところも煎じ薬の大きなメリットです。ぜひご相談のうえ、数日分からお試しください。

味は甘いものから苦いもの、酸っぱいものもございます。苦く感じるお薬であっても、ご自身に合ったお薬は不思議とその苦さは感じにくく、長年服用いただいている方が多いのも特徴です。 1日3回服用で1日分が1パックになります。朝・昼・夕、または昼・夕・晩など、 食間の空腹時に3回に分けて服用していただきます。

1日分のお値段は660円(税込)~です。

漢方薬の煎じ方

土瓶・やかん・なべなどでフタをせずに煎じます。
ホーロー、ステンレス、アルミ、耐熱ガラスでも大丈夫です。鉄瓶は成分が変わる可能性がございますので使用はお控えください。

  • 飲み方1
  • 飲み方2
  • 飲み方3
  • 飲み方4

当薬局では、日替わりの処方で煎じ薬を焚いております
漢方薬本来の効果を発揮する「煎じ薬」を知っていただこうと、当薬局では、相談カウンターのそばで、毎日違う煎じ薬を焚いています。焚いてる間の独特な香りも薬効のひとつです。伝統的な本来の漢方薬の良さを感じていただけたら幸いです。

本日の「こんな症状に効く煎じ薬」

相談カウンターにて実際に焚いています。

6/19(木)

本日は”神経性胃炎、慢性胃炎”の症状におすすめのお薬を店頭にて煎じています。
構成生薬は桂皮.延胡索.牡蛎.茴香.縮砂.甘草.良姜
胃痛や胸やけがあり、冷えると症状が悪化する方におすすめです。
ご相談の上、店頭にてご試飲いただけます♬

6/18(水)

本日は”胃炎、消化不良、食欲不振”のお薬を煎じています。
構成生薬は人参.白朮.茯苓.半夏.柴胡.芍薬.陳皮.大棗.甘草.生姜
胃腸が弱く、貧血、冷え症傾向のある方におすすめです。
ご相談の上、店頭にてご試飲いただけます♬

6/16(月)

本日の店頭煎じ薬は”頭痛、暑気あたり、むくみ”などの症状によいお薬です。
構成生薬は沢瀉.茯苓.桂皮.猪苓.蒼朮
比較的飲みやすい味だと思います。
顆粒タイプもございます。
ご相談の上、店頭にてご試飲いただけます♬

6/13(金)

本日は”更年期障害、不眠症、神経症”などに良いお薬を煎じています。
構成生薬は柴胡.括呂根.桂皮.黄芩.牡蛎.乾姜.甘草
体力が弱く、冷え症、貧血気味で動悸や息切れがあり、神経が過敏な方に。
ご相談の上、店頭にてご試飲いただけます♬

6/12(木)

本日は”神経痛、腰痛、筋肉痛”の症状におすすめのお薬を店頭にて煎じています。
構成生薬は当帰.地黄.牛膝.羗活.防風など17種類。
飲みにくい味だと思います(個人的見解)
飲みやすい顆粒タイプもございます。
ご相談の上、店頭にてご試飲いただけます♬

便利な自動煎じ器も取り扱っております。

お水と煎じ薬を入れてタイマースイッチを押すだけ!ふたをする還流方式なので、
においも外に逃さず、少ない水と時間で気軽に煎じ薬が作れます。23,100円(税込)

※時間がなく煎じるための手間を省きたい方は、顆粒剤や錠剤をおすすめいたします。漢方薬は『続けて飲む』ことが最も大切です。ご無理のないよう、ご自身に合う剤形をお選びください。

煎じ薬のご相談は、お気軽にお電話ください。
営業時間 9:00~17:30(月~金・最終土曜日)